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目    次
一期一会 井上 つよし
再出発 今村 耕一
橘薫る 尾崎 卓司
男の品格 川井 十郎
加齢なる人生 熊本 健也
独り小言 榊  龍雄
蕗の薹 重本 暢正
散歩道 萩田  威
朝風呂 松岡 昭典
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 備考:各人自選句26句を掲載   会員の写真
 
 中表紙挿絵:大楠公銅像
(旌忠神社境内)




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  あ と が き

 句即快の会は、今年で十三年目を迎えた。川柳会は年を重ねるほど味わいが出て面白くなるのが不思議なくらいである。

 同人は今年からそろそろ傘寿(満八十歳)になるが、皆元気でこの調子だと川柳会もあと十年位は続くのではないかと心を引き締めている次第である。老境の趣味として川柳は頭がぼけない、体にも無理がない、仲間の付き合いとしてもお互い刺激されてこんな楽しいものはないと我田引水している。

 さて、句作は「川柳自分流」で皆それぞれ個性のあるテーマと表現に特色が出ており熟練の巧妙さを加えてきた。最近は時事川柳が多くなっているが、悠々自適の生活の中でテレビや新聞を見る時間がとれるので自らネタに不自由はしない。そして句会での選句、鑑賞を通じ話題を盛り上げている。例会は毎月一回、第四火曜日に偕行社の二階談話室で行っている。当会の投句はすべてFAXでやっているので、句会に出れない者は事前選句でコメントや野次馬評も書いて互選の効果を上げている。

 今回、三ヵ年の蓄積を各人自選して三冊目の川柳集を上梓することとした。第一・二集と同じ体裁であるが、扉の「楠公像」は母校の旌忠神社に置かれていた銅像の写真からとったものである。本文の川柳は各人四頁(二十六句)を掲載している。また句の下にテーマ等を記しているので分かりやすい。これからも二、三年ごとに刊行できるよう頑張っていきたいと思っている。ご高覧いただければ幸いです。    
平成二十年八月  幹事  川井十郎





会員(平成20年7月現在):(幹事 川井) 

井上、今村、尾崎(休止中)、川井、●熊本、榊、●重本、萩田、●松岡    
(●は遠隔地会員を示す)      




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