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「会務報告」要旨





はじめに

観武臺を離れて65年、紅顔の少年も八十路を越え、すでに74名の友が鬼籍に入っている。
毎年名幼離校・復員の日8月27日に「夏の集い」を開催してきたが、今年もまた多数の諸兄が参集し、感慨一入である。
名幼会はこの平成22年9月末で終結解散する。明治30年9月名古屋地方幼年学校として創設、以来百十三年、一旦廃校となり昭和15年3月に復活して70年、名幼会はここに栄光の歴史を閉じる。
しかし我が47期生は今後とも友誼の絆を絶やさず続けてゆきたい。


同期生訃報

昨年の「夏の集い」以降下記の5名が鬼籍に入る

 中西久二君H21.11.17、高松昭三君H21.11.21、櫻井眞君H21.12.7、花本昭治君H22.3.14、松本正久君H22.6.8


名幼会の動き

@昨秋11/17最終総会、組織は今秋9/30を以て解散終結
A名幼歴史伝承のため、書籍、資料の寄贈
  中部管区警察学校:書籍、資料 27点
  国立国会図書館;書籍 8点
  國偕行文庫:書籍 52点
  陸上自衛隊板妻駐屯地広報資料館:資料、書籍 49点
  橘神社遺徳館:資料、書籍 5点

中管校内の観武臺(現;志乃丘)上の碑その他の史蹟の保存、維持については警察庁の権限下にあり、将来の展望はお願いの域に止まり、さらに中管校当事者の冷めた態度と併せ気掛かりである。 
B小牧市への名幼存在の歴史伝承の働きかけ
・44期石原金三氏を中心に小牧市へ何らかの形で残すよう働きかけ中
 参考:小牧市教育委員会刊「太平洋戦争と小牧市」において「観武臺碑、伊多波刀神社の鳥居・手水石など」を紹介
・名古屋在住46期U訓(しろじ会)を中心に、地元下末の人々連携して、中部管区警察学校地外に「名幼校跡碑」を建立する運動を進めつつある。
C橘神社
・創建七十周年奉祝祭が9/12に執り行われる(名幼会事務局長:榊参列)
・昨秋秋季大祭へ参拝団を結成し参拝、名幼会より50万円を奉献した
 橘宮司のご厚意もあり、名幼会寄贈の形で国旗掲揚台建立が具体化している(橘中佐像;北村西望作の隣り)

 
同期生会のこの一年

・昨秋11/17グランドヒル市ヶ谷で開催の名幼会最終総会(第49回:49期幹事)に47期は40名(含・家族:故加賀君夫人・故小山君夫人参加)が参加。引き続き秋季同期生会を同所にて開催
・新年懇親会1/19 参加者16名(故櫻井眞君夫人参加)
・名幼会報「たちばな」71号終刊に伴い、「たちばな合本V巻」が発刊され、同期生全員に配布
・拡大世話人会毎月第3火曜開催 主として榊、水越、今村、梶の世話人の他在京の有志・井上、上之門、川井、中村、野村、萩田、増岡、山本寛、横山等の諸兄が集まり、同期生動向、会の運営、行事など意見交換などを行っている
・同期生会の今後
 名幼会は解散しても同期生は継続。
 行事として「夏の集い」「新年懇親会」とし「秋季同期生会」は取り止めとしたい。開催方法その他について乞・ご意見


その他

・偕行社主催:國神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑、自衛隊殉職者慰霊碑への定例参拝。2/17、6/16、など。名幼47期は毎回4〜5名参加
・六幼47期生会:第4回が6/16に開催。参加者37名(名幼:浅井、梶、今村、榊、鈴木、増岡)