明治神宮正式参拝と記念祝賀会
偕行社主催で「日露戦争百周年記念行事」の一環として最大の行事である「明治神宮正式参拝と記念祝賀会]が、3月10日開催された。
午前10時30分参列者約280名が、明治神宮内拝殿前に進み整列し、やや奥の祝詞殿前に進んだ山本会長以下役員に合わせて、厳かに正式参拝を行った。
引き続き神楽殿に移り、参拝・祈願行われた。会場は平成5年に造営された立派な殿舎である。全員で拝礼の後、明治天皇御製を歌う舞楽に合わせ神楽舞が奉納された。
明治維新を実現し、幾多の国難を乗り越え、国運隆々として世界に躍進した明治の御代に思いを巡らせ、特に奉天大会戦勝利のこの日、明治神宮の社前に額いて明治大帝の聖徳をしみじみ偲んだ次第である。
参列者の大分がバスで明治記念館に移動し、奉天大会戦の勝利を祝賀する「記念祝賀会]に移った。
冒頭福田新理事長(東幼47)の開会宣言に続き、下記の式次第で進められた。
山本会長、来賓挨拶などの中で元防衛庁長官中谷元氏は防大24期で、イラクへの第1次派遣の番匠隊長と同期で、最近偕行会員になられたとか。
軍歌演奏は第12旅団(茨城・相馬が原駐屯)の第12音楽隊により行われ、冒頭の君が代斉唱の外、軽騎兵、血潮と交えし、騎兵の歌、さらに軍国歌謡などの演奏・歌唱が行われた。
特別記念講演に瀬島龍三大先輩が「日露戦争に関して、著名な奉天、日本海の2大作戦の意義、政略と戦略の絶妙なバランスとその指導など」について、ご高齢にも関わらず、簡単なメモ程度だけで感銘深いご講話をなされた。
興に乗るほどに六幼メンバーによる軍歌演習などの後に無事祝賀会は終了した。(名幼47期参加者:榊、尾崎、今村)