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名幼行進曲

作詞:名幼職員合作
作曲:田村範一教官




メロディー(曲)
メロディー(唄入り)

芙蓉の峰に雪白く
櫻花燦たり大日本
天祖の神勅儼として
萬世一系揺ぎなく
金歐無缺神の国
御稜威は四方を照らす哉

 二 歴史は遠し三千年
鍛え鍛えし大和魂
国難到る度毎に
忠君愛国身を捨てし
護国の鬼の潔ぎよし
血潮ぞ武夫の精神なる

朝に響く鬨の声
夕に荒るる濤の音
弘安の役十萬の
寇滅ぼしし益良夫の
振るいし剣手にとれば
破邪顯正の腕は鳴る

 四  ああ吉野山春深く
残月淡し延元陵
南風競わざりしかど
菊水の旗ひらめきて
勤皇の志士雲のごと
精忠義烈名も高し

飯盛山の松の色
清き操の義に映えて
四条畷の夕嵐
若木の楠の香を伝う
こらぞ神州健児等の
赤き血潮の発露なる

見よ中原に覇をなしし
豪膽無比の信長も
機略縦横鴫縁の
大明呑みし秀吉も
忠誠勇武報国の
心は同じ日本武士

明治の聖代を興したる
日清日露の聖戦に
五条の勅諭身にしめて
旭日の旗飜へし
名誉を永久に残せしむ
我等の仰ぐの軍神

思えば畏こ學舎に
燦たる菊花戴きて
金鯱の光橘の
葉蔭に勵む我等こそ
祖先の勇武承け繼ぎし
光栄ある君の御楯なれ

今西歐に風荒び
東亜の海は波高し
八紘一宇天業の
餘の妖梗くして
国民擧れ進むべき
千載一時の秋は来ぬ

宏量闊達純直と
剛健の風養いて
観武臺上今立てば
興亜の使命雙肩に
荷はむ前途輝けく
そぞろ心の勇む哉

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